2010年3月22日月曜日

春の嵐と波食棚

春の嵐と波食棚

 兵庫県北端に位置する猫崎半島の波食棚風景である。
 この周辺は山陰海岸ジオパークの対象エリアにも指定されており、様々な地質を確認することができる。 ここの海食棚は新第三紀中新世の北但層群豊岡累層に属する凝灰岩が侵食されてできたものであり、周辺ではポッドホールや波蝕地形を確認することができる。さらに半島北部ではその凝灰岩の上にダイナミックな不整合で重なる、新第三紀鮮新世の流紋岩節理も確認することができる。

 際限なく押し寄せる大波には地球のエネルギーを感じる。毎年訪れる
春の嵐も、この不思議な侵食風景の創造に力を貸してくれているはずで
ある。 間もなく嵐も静まり、この山陰地方にも本格的な春がやってくる・・

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