2012年4月28日土曜日

風化を考える

風化を考える

 早朝の斜光がその小屋を照らしていた。
林道の脇に佇む物置小屋で、すでに使われている様子はない。
どれほどの年月が経っているのだろうか・・
人が造った小屋もやがては自然に還るはずである。
自然は長い年月をかけて少しずつ小屋を同化させてゆく。

 この風景は地質調査の途中に出会ったものであるが、自然風化に
ついて再考の機会を与えてくれる貴重な一コマとなった。

2012年4月14日土曜日

どちらが古いのか


どちらが古いのか

 宍粟市山崎町の林道でゼノリスをみつけた。
このあたりは流紋岩質溶結凝灰岩と玄武岩が多く一部にはんれい岩も確認できる。前者の二つの岩石はほぼ同じ時代の後期白亜紀に形成されたものだが、ゼノリスの状態から玄武岩の方がより古いものと推察できる。これは、先に玄武岩が存在し、その岩石を後の溶結凝灰岩が取り込んだからこのような捕獲岩になったものと考えられる。
火成岩が存在する場所では比較的簡単にゼノリスを見つけることができるので、その場所の岩石の時代関係はすぐに把握することができるのだ。