2009年5月12日火曜日

穂高の表玄関「岳沢」

穂高の表玄関「岳沢」

 山岳リゾート上高地から見上げた風景の一コマ。
背景の穂高連峰も素敵だがこの氷食地形の岳沢も負けてはいない。

 山岳氷河による侵食を受けた岳沢。氷食作用で谷の断面がU字型
に削られたカール地形の代表でもある。このカールの底には周氷河堆積物のモレーンも確認できる。おそらく最終氷期であるウルム氷期後半にできた地形であろう。

 ここ飛騨山脈は登山家の間では北アルプスと呼ばれている。この呼び名は明治政府が造幣局に招聘したイギリス人冶金技師で登山家でもあるウィリアム・ゴーランドが「ジャパン・アルプス」として命名した。彼については王立鉱山学校の出身者でもあるので大変興味深い。

2009年5月11日月曜日

甌穴と造形美

甌穴と造形美

 鳥取県、赤波川渓谷の侵食地形。

 赤波川渓谷の中流域には花崗岩が削られてできた甌穴群が多数ある。甌穴とは岩の隙間に入り込んだ小石が水流によって周辺の岩石を研磨してできた丸い窪みのことである。

 この甌穴群も長い年月にわたり浸食作用を受けてきたのであろう。このような地形からも自然の造形美を感じることができる。

2009年5月1日金曜日

一本の針葉樹

一本の針葉樹

 穏やかな春の日、広葉樹の中に一本の針葉樹を見つけた。

 この木の心境はいかに・・近くに仲間がいないので寂しがっているのか、それとも針葉樹の代表として胸を張ってこの地に踏ん張っているのか。

 自分もこのような違う世界に飛び込めるだろうか・・この風景はそのようなことを考えさせてくれる。