2010年9月11日土曜日

アイアンアンティーク

アイアンアンティーク

 魅力的なアイアンアンティーク。銀、銅、真鍮などを使ったものより、素朴な鉄のアンティークに惹かれる。

 鉄は磁鉄鉱のような酸化物として地球表面にも存在するが、地球中心部の核にも大量に存在している。人類はヒッタイトより古い時代から鉄を精錬して利用してきた。今日の人類の繁栄は地球上に大量に存在する鉄を利用できたからなのである。

 あらゆる美の内奥には何かしらある非人間的なものが隠されている。このキャンドルスタンドもそうなのである。

2010年9月9日木曜日

石とロマネスク教会

石とロマネスク教会

 南フランスのロマネスク芸術を代表するサン・トロフィーム大聖堂の正面。 中央タンパンにはキリストを中心にした最後の審判の場面が刻まれている。

 中世に建築されたロマネスク教会の多くは地元で採れた石を使っているの
で教会の表情も様々である。フランス中央山塊にあたるオーヴェルニュ地方では灰色の安山岩を利用した建築が多く、南のプロバンスでは、ル・トロネに代表されるように石灰岩が利用されることが多い。また石材の乏しい地域ではサン・セルナン教会のようにレンガを利用した建築も確認できる。

 石とロマネスク教会。それを理解することで中世の豊かさを再発見できるのではないだろうか・・